この秋発売する新商品から秋の食材と合わせていただきたいワインをセレクトしました。
是非ご自宅でご家族やご友人と共にお召し上がりください!
サントリーは山梨の登美の丘ワイナリーと長野の信州塩尻ワイナリーで100年近くその土地の気候風土と向き合いながら、ワインづくりをしてきました。
これまでの歴史や知見を活かしながら、2つのワイナリーで醸造した様々な原酒をブレンドすることで、これまでなかったサントリーのオリジナリティが表現された新しい味わいの赤ワインに挑戦したのが、この新製品です。
凝縮感が高くなめらかな塩尻のメルロ、気品と柔らかさ・力強さを備えた登美の丘のプティ・ヴェルド、日本独自の希少なミズナラ樽で熟成させた塩尻のマスカット・ベーリーAをアッサンブラージュすることでつくり上げました。
ブレンドした各原酒の香り・味わいが複雑でシームレスに感じられる多層的でしなやかな味わいが魅力の赤ワインです。
2022年は剪定、房づくり、雨除けや摘房など一つ一つの栽培作業のタイミングを畑別に見直すことで、最適な時期に最適な作業を実施することができました。
収穫のタイミングを決める際には、農家様、栽培家や醸造家が現場で現物を見ながらぶどうの熟度を見極め、ここしかない!というタイミングで収穫をしました。醸造においてもぶどう一房、一粒の状態を確認し、醗酵を行いました。
2022年はヴェレゾン後の天候が安定しない時期があり苦労もありましたが、私たちの丁寧なものづくりの成果がしっかりと現れた、凝縮感と上品さを感じるワインに仕上げることができました。
【つくり手コラム】
登美の丘ワイナリー栽培技師長:大山 弘平
世界品質を目指す「登美」の哲学
「登美」赤の初リリースは、1982年ヴィンテージを1986年に世に送り出したことに始まります。その年の最高峰のワインに冠する「登美」は歩みを重ね、今年で40年。一昨年には、新たに「登美 甲州」をラインアップに加え、その世界観を広げています。
現在、先人たちの想いを受け継ぐ者として大切にしているのが、“二つの軸”です。ひとつは品質に対するグローバルな基準、すなわち世界のグランヴァンとの距離を意識すること。もうひとつは、この地にしかないテロワールの表現、言い換えれば私たち自身の個性の表現です。これらは相反するものではなく、相互に作用し合いながら磨かれていくものだと考えています。そして、その均衡点を探る営みこそが、ワインづくりの本質だと捉えています。
天候の影響を大きく受けるワインにとって、気候変動は決して小さくない変化をもたらしています。そのような中でも、品種選択、栽培技術、醸造方法におけるあらゆる挑戦を重ねることで、ここ数年、このワインが目指す表現の最適解が、ようやく輪郭を帯び始めていると感じています。
私たちのフラッグシップワイン「登美」には、これまで積み重ねてきた過去の知見、現在の成熟した技術、そして未来への意思のすべてが注ぎ込まれています。
そう考えると、グラスの中にあるのは単なるワインではなく、時代を越えて受け継がれる志そのものなのかもしれません。
IWC2026で登美の丘ワイナリーの「甲州」が 金賞、銀賞受賞!
1984年に始まった世界で最も影響力のあるワインコンペティションの一つ「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2026」で「登美 甲州 2024」が金賞、「登美の丘 甲州 2024」が銀賞を受賞することができました。
海外コンペティションは、単に評価を獲得する場ではなく、自分たちのワインを世界の基準の中で見つめ直す貴重な機会です。海外の専門家によるブラインド評価を受けることで、現在地や品質の課題がより明確になります。
また、甲州のような日本固有品種も、国際的な文脈の中でその個性や価値が言語化されることで、世界における存在意義がよりはっきりと見えてきます。ここ数年、サントリーとしても特に甲州ワインで受賞を重ね、その評価は着実に広がっています。日本の皆さまはもちろん、海外の方々にも、受賞をきっかけに甲州や日本ワインの魅力に触れて頂くことを願っています。
その確かな価値を示す一杯として、ぜひ海外コンペティションで認められた甲州ワインをお試しください。
2022年の初登場以降、畑と醸造の両面で精度を磨いてきました。この品種では難しいとされる凝縮感を引き出し、2024年から樽に頼らないスタイルを確立。これまでの甲州らしさを超えた多彩な果実のニュアンスと厚みが調和した一本に仕上がっています。
この年、プティ・ヴェルドは畑で確かな力を発揮しました。熟期を見極め丁寧に醸造することで品種本来の力強さに、登美の丘の土地がもたらす柔らかさと気品が重なり合い、更に私たちの手仕事が、確かに一歩ずつその完成度を高めた一本に仕上がっています。
畑ごとに成熟を見極め、最適な収穫時期を皆で判断しました。醸造では小さなタンクで作り分けて多彩な原酒に仕上げることで、ブレンド時の複雑さを獲得。和柑橘の香りと果実味、柔らかい酸が調和し、食事がより際立つ味わいに仕上げました。
~ぶどうが色づく収穫の丘で最新ヴィンテージに出会う秋~
いよいよ登美の丘ワイナリーに、秋の収穫シーズンがやってきます。
冬の剪定に始まり、春の芽かきや誘引、夏の摘房や傘かけ―
一年を通して丁寧に重ねてきた畑仕事が、この季節「収穫」というクライマックスを迎えます。
この実りの時を分かち合う特別な期間として、9/11(金)~11/29(日)に「秋のハーベストフェア2026」を開催いたします。
9月には新ヴィンテージも続々登場。ぶどう畑に実った果実を眺めながら、収穫期ならではの活気に包まれるワイナリーで、新着ワインをお愉しみいただける企画を多数ご用意しております。
空気が澄み、景色がいっそう美しくなる季節。ぜひ登美の丘ワイナリーへお出かけください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。