各ワインのご紹介
ワイナリーのフラッグシップ「登美」の名を冠する初の甲州。果実の凝縮感を得ることにより、複雑さ、気品が感じられる味わいを実現させた充実感のある甲州です。
※オンラインショップ抽選販売は終了いたしました。
昨年は2021年ヴィンテージがプラチナ賞を受賞した、登美の丘ワイナリーを代表する「甲州」ワインです。
八朔や夏蜜柑などの少しほろ苦さのある和柑橘を思わせる上品な香り、フレッシュで穏やかな酸味、爽やかな渋み。遅摘みぶどうならではの凝縮した果実味が、味に厚みをもたらせています。
バランスのとれた味わいで、春夏秋冬、ランチやディナーにと、飲むシーンを選びません。普段の食事やカジュアルなシーンで、さまざまな料理とマリアージュをお楽しみください。
すだちやかぼすなどの和柑橘のような香りと、洋梨や青リンゴの青みがかった香りが調和。やわらかくクリーンな口当たり、ボリューム感のある旨味や甘み、「甲州」種特有のわずかな渋みも感じさせる白ワインです。
千年以上の栽培の歴史を持つとされる日本固有品種「甲州」を100%使用。外観は輝きのある淡い色調です。
和柑橘をきゅっと搾ったような上品な香りとうまみを感じる味わいが特に「お寿司」と相性抜群で、魚のおいしさを引き立てます。さらに天ぷらにもぜひ合わせてみてください。
※2020年ヴィンテージに続き2021年、2022年もシルバーの受賞となりました。
サントリーは1980年代から地元栽培家と共に畑に向き合い、津軽らしい個性を発揮したワインづくりに取り組んでいます。その中で津軽のテロワールに可能性を感じ、2017年から10年かけて世界に誇る瓶内二次醗酵の高品質スパークリングワインをつくりあげるという挑戦が始まりました。
目指したのは、津軽という産地を想わせる、りんごのような甘さと酸、爽やかでゆったりとした果実感。シャンパーニュの様な緊張感のある酸とは違った、日本らしいニュアンスです。
※インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2024 銅賞受賞
2019年は、じっくりとぶどうの成熟を待って収穫した年で、全体的に糖度が高く種までよく熟した健全な果実を得ることができました。
その中から良質なぶどうを丁寧に選果し、塩尻メルロの良さを引き出すために、ワイナリー内で知恵を出し合い、工夫を重ね、凝縮感のあるワインに仕上げました。
味わいは、ブルーベリーなどの黒系果実の香りと樽由来のコーヒーやスモーキーでリッチな香りが感じられ、自然な甘みが広がり、心地よい余韻が楽しめます。
※SAKURAアワード2024 ゴールド受賞
※インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2024 銅賞受賞
シャープなアタックの後に広がる、カシスやベリーなどの黒系果実のアロマとスパイシーな風味、しっかりとしたタンニンと酸の余韻が愉しめる赤ワインです。
標高が700m以上。冷涼な気候の岩垂原地区は、熟した果実香と凝縮した味わいの「メルロ」を生み出します。複雑で豊かな香りと凝縮感のある味わいは、岩垂原地区の特徴を見事に表現しています。
パワフルな味わいなので、繊細な味付けだと料理が負けてしまいます。濃厚な味わいの肉料理など、ワインに負けない力強い一皿を合わせて、マリアージュをとことんお愉しみください。
ぶどう畑は、蔵王連峰に囲まれた山形県南部に位置していて標高約370m、南向き斜面の畑です。
カベルネ・ソーヴィニヨンの畑は蔵王山麓の陽あたりのよい傾斜地にある畑で、2021年は収穫量を減らす取組にも挑戦したことで、凝縮感があり香り豊かなワインに仕上がりました。
プラムや佐藤錦などの赤いさくらんぼを連想させる果実の香りに、甘唐辛子と山椒の葉の様な涼やかなアクセントが特長的。綺麗に溶け込んだ樽の甘い香りが複雑さを与え、繊細さのあるやわらかな果実味と、ハリのある酸、キメの細かいタンニンの上品なワインに仕上がったヴィンテージです。
長野県の北信地区に位置する高山村。このエリアは、もともとりんご産地として知られていますが、近年は村をあげてぶどう栽培にも精力的に取り組んでいます。その姿勢は、日本ワインに造詣の深い人たちに認知されるほど。降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい土壌はシャルドネづくりに最適です。
出来上がったワインは、豊かで甘い完熟の洋梨やメロンなどの果実を連想させる香りに、熟した柑橘のタッチが勢いを与える力強い香り。ほんのりと広がるクリームやトースト系の香りが複雑さを与えます。熟した果実とまろやかな酸味のゆったりとした質感と、しっかりとした骨格に支えられた膨らみのある辛口白ワインです。
※インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2024 銅賞受賞