春の訪れとともに、自然の恵みが食卓を彩ります。
今回は、山菜やタケノコ、鯛やアサリなど、春を感じる食材にぴったりのワインをセレクトいたしました。これらのワインは、それぞれの食材の風味を引き立て、豊かな味わいのハーモニーを奏でます。新鮮な山菜のほろ苦さ、タケノコのやさしい甘み、鯛の繊細な旨味やアサリの豊かな潮香と共に楽しむことで、春ならではの味覚を心ゆくまでお楽しみいただけます。ご自宅でゆっくりと過ごすひとときに、ぜひ旬の食材とともにこの春のおすすめワインをお楽しみください。
登美の丘ワイナリーでは、畑の特徴に合わせた最適な栽培管理と ぶどう品質に合わせた醸造方法を選択(プレス・タンク・樽・酵母など)し、多様な原酒を造り上げることにより酒質の幅が広いアッサンブラージュを実現しています。
このロゼワインも、摘房したプティ・ヴェルドを活用した原酒からは、さわやかで華やかな香りや溌剌とした酸を、直接圧搾したメルロの原酒からは、甘みのある香りとなめらかな味わいや旨味を、カベルネソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドをブレンドした赤ワイン造りの過程で得たセニエ原酒から、成熟度の高いふくよかな味わいを、シャルドネの樽醗酵原酒から、ハチミツ、バニラ、甘みのある香りと香ばしさを得る事をイメージして原酒をアッサンブラージュさせている、サントリーブレンド技術が表現された1本です。
このワインは、津軽に関わる仲間と会話をしながらつくりあげたワインです。
これまでは、世界の中でどのタイプのソーヴィニヨン・ブランを目指すのかという議論をしていましたが、今回の「津軽ソーヴィニョン・ブランキュベスペシャル 2021|ワインのみらい」で分かったことは、津軽はニュージーランドでもなく、サンセールでもなく、「津軽」なんだということ。
津軽の良さはユニークだし、これで世界に挑戦していけると。
ニュージーランドのようなグースベリーの香りでもなく、サンセールのようなライムのニュアンスでもなく「りんごやももなどの香りが多層的に感じられる」それが津軽であると考えています。
標高700mに位置し、昼夜の寒暖差が大きく、岩や石が多く水はけの良い土壌をもつ岩垂原地区は、上質な赤ワイン用ブドウを生み出します。香りには木苺やブラックチェリーを思わせる赤、黒系果実に加え、樽由来の甘やかさが程よく感じられます。果実の自然な甘さと凝縮感から上品な余韻につながるバランスのとれた味わいとなりました。
そして、熟成させることで、これまでよりもさらにレベルを上げたワインをつくることができました。
ぶどうと熟成からくる複雑さ、凝縮感を今後も追求し世界で評価される日本を代表する本格赤ワインとして多くの方にお届けしたいと思っています。
【限定60セット】
春に飲みたい!フルーティでバランスが取れたワイン3本セット
山菜の天ぷら、若竹煮、鯛のアクアパッツァ、アサリの酒蒸し…。春の旬食材を使った料理とも合わせやすい、フルーティな果実味と程よい厚みのあるボディ、上品な酸とのバランスが取れたワインをピックアップしました。
早摘みでキリッとした酸を残したレイトサマーハーベスト ロゼ、果実味と樽風味のバランスが絶妙で、新たな銘醸ワインの予感がする塩尻のソーヴィニヨン・ブラン、そして赤は産地の特長を活かした、複雑さと調和を感じる山形県かみのやま産。いずれもお食事との相性の良いワインです。
是非、セットで購入して、この春のワインライフを愉しんでください。
■ワインのみらい 登美の丘ワイナリー レイトサマーハーベスト ロゼ 2022【ロゼ:辛口】
■ワインのみらい 塩尻 ソーヴィニヨン・ブラン 2024【白:辛口】
■かみのやま メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 紅のかなで 2022 【赤:ミディアム】
【つくり手コラム】
登美の丘ワイナリー 栽培担当:潮上史生
土地の個性を引き出す唯一無二の「甲州」を目指して
ぶどう樹がもっとも深い眠りについている冬期に剪定を終え、少しずつ春の訪れを感じる頃、剪定した休眠枝をワイヤーに固定してゆく誘引を進めます。その頃、剪定した枝の切り口から“ぶどうの涙”と呼ばれる樹液が滴り始めます。この樹液が芽の膨らみを促し、いよいよ新たなシーズンに向けての準備が整います。
登美の丘ワイナリーには、それぞれに異なる特長をもつ畑があり、畑ごとに適した仕立てを選んでいます。この違いが、水揚げや萌芽などの生育時期の違い、そして成熟タイミングの差となり、生み出されるぶどうの個性の多様さに繋がります。どの畑・どの仕立てにおいても、それぞれの環境に合わせたベストな栽培方法を追求すること。そして、収穫される特長あるぶどうの個性を引き出す醸造とアッサンブラージュをすることで、登美の丘でしかできない、唯一無二の甲州をつくることを目指しています。
日本の固有品種である甲州の魅力をより深く追求するため、10年ほど前から、登美の丘ワイナリーのみならず、山梨県内の他のエリアや、長野県においても、甲州の新たな可能性を引き出せる土地に畑を拓き、ぶどう栽培に取り組み始めました。
ぶどうの苗を植えてからワインが出来るまでには、5~6年の歳月がかかります。その生育と個性をつぶさに観察しながら、どんな甲州ワインが生まれるのか・・・日々想像重ねることは私たちだからこそできる、甲州への挑戦だと考えています。
潮上史生 おすすめワイン
昨年、2022年産ワインをフラッグシップである登美ブランドで初リリースし、世界のトップ50本※ に選ばれた『登美 甲州』。
約10年前に本格的に始まった「日本固有品種の甲州で世界を目指す取り組み」、良い区画に、良い系統を植え、良いぶどうのみをワインにする愚直な活動が結実しようとしています。
雨が少なかった2023年の天候は、これまでこの品種では得られなかったレベルの果実の凝縮感と力強さを与えました。同時に暑い環境でも甲州らしい綺麗な酸味は持ち合わせ、この品種の新たな可能性を見出すことになりました。
このワインを通じて、サントリー日本ワインの“夢”を感じて頂きたいと思っています。
※昨年、世界的な権威のあるワインコンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2024」において、「登美 甲州 2022」が同アワード最高位の賞である「Best in Show」を受賞。我々の取組みが世界に認められることとなりました。
八朔や夏蜜柑などの少しほろ苦さのある和柑橘を思わせる上品な香り、フレッシュで穏やかな酸味、爽やかな渋み。遅摘みぶどうならではの凝縮した果実味が、味に厚みをもたらせています。
バランスのとれた味わいで、春夏秋冬、ランチやディナーにと、飲むシーンを選びません。普段の食事やカジュアルなシーンで、さまざまな料理とマリアージュをお楽しみください。
山梨県内その他の産地での新たな挑戦
富士川からの風が流れ込む南アルプスの畑は、西側に山々を背負う標高の高い場所にあります。
この畑は、日の入りが早く水はけの良い土壌で、ここで育つ甲州は、しっかりと熟しながら綺麗な酸を保持するのが特長です。私達は樹の系統や栽培区画の特長を見定め、最適な栽培方法を日々模索しています。
24年のぶどうからできたワインは、青りんごのような甘やかな果実の香りと冷涼さを感じるハリのある酸、雑味が少なくクリーンな味わいで、爽やかな風が吹く南アルプスの畑を想起するようなワインとなりました。
南アルプス圃場 栽培担当 田久保優弥
甲府盆地を一望できる豊富の小高い丘にある畑は、周囲に遮るものがなく、ぶどうは太陽の光を一日中たっぷりと浴びて育ちます。
また、豊富の畑では「根域制限栽培」と呼ばれる新たな技術を活用し、この土地のもつ特長を最大限に表現できるよう、日々ぶどうと向き合っています。
24年は、収穫時期の見極めを行い、しっかりと成熟したぶどうを収穫しました。和柑橘の香りとふくよかな果実味と穏やかな渋みが魅力の、
この土地ならではのワインが出来上がりました。
豊富圃場 栽培担当 森菜月
雄大な自然の中で春の心地よさを感じながらロゼワインをお愉しみください
登美の丘ワイナリーでは、本格的な春の訪れを迎える春分の日を前に、3/14(土)から「春色ロゼワインフェア」をスタートします。
SUNTORY FROM FARMでは、淡いロゼ色のフレッシュなタイプから飴色がかった20年熟成品まで、バラエティ豊かなロゼワインをリリースしています。
富士山や南アルプスといった雄大な山々、ワイナリーで咲く春の花々や小鳥のさえずり、そして芽吹きつつあるぶどうの樹の息吹を感じながら、ワイナリーの様々な場所でゆっくりとロゼワインを愉しめる企画をご用意しています。
心地よい春時間を過ごしに、是非ご来場ください。
ワイナリーへのご来場お待ちしております