梓川アロマティックアッサンブラージュ 2022｜ワインのみらい

北アルプスの山々から吹き降ろす冷涼な風と雲が、香り高くきれいな酸味のぶどうを育てる松本梓川。

「松本梓川をワインの銘醸地にしたい」この地を故郷とする川上氏と塩尻ワイナリーのつくり手たちが技と愛情をかけて完成させた「梓川アロマティックアッサンブラージュ」のセカンドヴィンテージです。

 梓川は、西側に山があり西日が遮られ、強い日光が和らぐのでゆっくり熟すのが特長。山から冷たい風が入ってくるので夏も涼しく、病気が出にくいため、酸が残りながら、アロマがしっかり乗ってくるまでぶどうが熟すのを待ってから収穫をしています。

６種の白ぶどう品種が織りなす多層的でアロマティックな香りと透明感のある酸味が魅力的なワインが出来ました。

ぶどうを栽培されている川上さんと、2017年からご一緒しているサントリーの古畑です。
2022年は冷涼な気候を想わせるすっきりとした味わい。
アロマの“量”は前年と同じくらいありますが、熟した果実を連想する2021年と比べて、青りんご・洋梨などの黄緑色の果実のアロマの要素が多いのが2022年の特長。
アロマの“質”がその年によって変わってくるのが梓川の魅力と感じています。

主要品種のシャルドネは凝縮感のあるものを多くすることで味わいに複雑さを出しています。
アロマ系の品種が多く、ヴィンテージによる違いをダイレクトに感じて頂きやすいワインなので、是非2021年と比べてお楽しみください。

これからの夏の時期にぴったりの爽やかさで、12℃前後で、のどが渇いてくる時期にきりっと飲むのにぴったりです。
また香味野菜・山菜との相性がいいので香りのあるお野菜と一緒に楽しめますし、ポン酢との相性もいいので、お鍋に合わせるなど、１年を通して楽しめるのも魅力です。