SUNTORY FROM FARM 日本ワイン産地飲み比べセット

SUNTORY FROM FARMでは、山梨県と長野県ではワイナリーを構え、山形県の「かみのやま」、青森県の「津軽」では契約農家さんからのぶどうを使いワインづくりを行っています。

ここでは、４つの生産地から生まれる個性の異なるワインをセットにしてご紹介させていただきます。
日本の四季が生み出すその土地ならではの個性を引き出すのも日本ワインの魅力。

この機会に色々な産地の日本ワインを飲み比べてみてはいかがでしょうか？

日本でワインと言ったら、なんといっても山梨県。
登美の丘ワイナリーは南に富士山を仰ぎ、眼下に甲府盆地を望む丘。
この風光明媚な丘陵で1909年からぶどうをつくり続けて100年の歳月が過ぎました。
世界に誇る日本ワインをつくりたい。
先人たちの夢と、それに続くつくり手たちのたゆまぬ努力が醸し出す“百年品質”の日本ワイン。
ここでは、千年以上の栽培の歴史を持つとされる日本固有の白ワイン用品種「甲州種」が多く 栽培されています。

八朔や夏蜜柑などの少しほろ苦さのある和柑橘を思わせる上品な香り、フレッシュで穏やかな酸味、爽やかな渋み。遅摘みぶどうならではの凝縮した果実味が、味に厚みをもたらせています。
フレッシュでありつつ厚みを感じさせる「登美の丘 甲州」は、さまざまな料理に合う万能な1本。
バランスのとれた味わいで、春夏秋冬、ランチやディナーにと、飲むシーンを選びません。普段の食事やカジュアルなシーンで、さまざまな料理とマリアージュをお楽しみください。

甲州：100％
アルコール度数：12％

今や長野県を代表するワイン銘醸地となった塩尻ですが、サントリー塩尻ワイナリーでは、「土地に根を張る人々と手を携えることで、良いぶどうが得られ、良いワインができる」という思いを持ち地元栽培家とともに日本最高峰の赤ワインを目指してワインづくりを行っています。

塩尻は標高700mと高く、昼夜の寒暖差や収穫前の冷え込みが強いのが特長で、サントリーでは塩尻地区の中でも品質の良い畑のぶどうだけを厳選しワインづくりをしています。
このマスカット・ベーリーAは、赤系果実を煮詰めたジャムのような甘い香りが複雑で豊かに香り、ほどよい樽由来のローストのニュアンスが感じられます。
口当たりは柔らかく、自然な甘みが広がり中盤からは程よい酸味が感じられ、柔らかくも凝縮感のある奥行きのある味わいとなっています。

マスカット・ベーリーA：100%
アルコール度数：12％

「かみやま産メルロ」は、標高200~450m。山形・蔵王山麓の陽あたりのよい斜面と盆地に拓いた畑で育てたメルロを使用。土壌は火山性ですが、石が大きく褐色土で傾斜のため、雨の排水も水はけも良好。夏は暑いですが、９月になると昼夜の気温差が大きく、ぶどうの着色・凝縮度が一気に上がるため、赤ワインに適した土地です。

夏の暑さと収穫期の冷涼な温度差で、芳醇でやさしく、やわらかさがあると同時に、最後に感じられる引き締まった味わいが特長。ゴツゴツとした急斜面で育ったぶどうとは思えないほどの繊細な味わい。このギャップが、さらなる美味しさを引き出しています。

メルロ：100％
アルコール度数：13％

青森県津軽地区。雄大な岩木山のふもと、冷涼な地区で育ったソーヴィニヨン・ブランはジューシーな香りが特長。パッションフルーツや青草のような爽やかな香りに加え、りんご様の甘酸っぱいフルーツの香りが感じられます。中盤からジューシーな果実の甘さがリッチに広がり、ほどよい酸味が余韻として残ります。

日本ワインコンクールで2015、2016、2017年と3年連続「金賞」を受賞。自信をもってオススメする逸品です。クセのないきれいな味わいなので、ワイン初心者や飲み慣れていない方にも◎。

ソーヴィニヨン・ブラン：100％
アルコール度数：12％