果実の熟度の高さを感じる味わいと、芯のある酸味
果実の熟度の高さを感じる膨らみのあるボディ感と、それに負けない引き締まった芯のある酸味を持った、良年の高山村らしい充実感のある味わい。力を感じる辛口白ワインです。
長野県の北信地区に位置する高山村。このエリアは、もともとりんご産地として知られていますが、近年は村をあげてぶどう栽培にも精力的に取り組んでいます。その姿勢は、日本ワインに造詣の深い人たちに認知されるほど。降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい土壌はシャルドネづくりに最適です。
出来上がったワインは、豊かで甘い完熟の洋梨やメロンなどの果実を連想させる香りに、熟した柑橘のタッチが勢いを与える力強い香り。ほんのりと広がるクリームやトースト系の香りが複雑さを与えます。熟した果実とまろやかな酸味のゆったりとした質感と、しっかりとした骨格に支えられた膨らみのある辛口白ワインです。