寒い冬にゆっくりとご自宅で飲んでいただきたい、果実の凝縮感とジワっとした旨味のあるおすすめのワインをピックアップしました。白なら、お鍋やクリームシチュー等、赤は、ビーフシチューやすき焼き等、冬の食卓でお愉しみください!
登美の丘ワイナリー産のぶどうを100%使用。2002年と2004年ヴィンテージの原酒をアッサンブラージュして、地下セラーで2009年から13年間じっくり瓶熟させた希少な1本です。
長期熟成による複雑なブーケ、カベルネ・ソーヴィニヨンとブラック・クイーンのきれいな酸味が溶け込んだ味わいです。日本ワインの時間の経過による変化をぜひお楽しみください。
カベルネ・ソーヴィニヨン90%、ブラック・クイーン10%
長野県岩垂原地区では、岩や砂礫の混じる水捌けのよい土壌によって凝縮感のあるぶどうが生み出されます。 特に「黒紫園」は果皮が厚く、深く黒い色合いのぶどうの得られる、良質なワインが期待される畑です。
ブルーベリーやダークチェリーなどの黒系果実の香り、樹齢の若いぶどうに由来するエネルギー溢れるいきいきとした味わいと力強いタンニン。 瓶内での熟成を経て現れる魅力も愉しんで頂きたいワインです。
有機栽培の畑には生き物が多い。それ故、畑全体に生命力を感じます。土、ブドウ、そこに生きる生き物がそれぞれの役割を果たしながら調和しているのが有機栽培シャルドネが生まれた畑です。
ワインの味わいは有機栽培からくる「生命力=芯の強さ」に加えて、ブドウの樹齢や特徴の多様性に由来する複雑さ、更に22年ヴィンテージの特徴である「暖かく長い成熟期」ならではの柔らかで完熟した果実感が調和した味わいをお楽しみ頂けると思います!
【限定60セット】
「ワインのみらい」旨味が凝縮されたコク旨ワイン3本セット
太陽をいっぱい浴びたぶどうからつくられた凝縮感が高く、ふくよかでしっかりとした果実味を感じる珍しい甲州と、赤ワインのように手間をかけて果皮ごと醸すことで深い色調と旨味のある味わいを引き出した、こだわりのロゼワイン。そして、日本生まれのぶどう品種を日本の和樽で甘く華やかに香るワインに仕上げたマスカット・ベーリーAの赤ワイン。果実の旨味が凝縮された冬の食卓にピッタリなワイン3種をセットにしました。
いずれも、つくり手が日本のワインのみらいを見据え本当につくりたいワインをつくった「ワインのみらい」シリーズからの1本で個性際立つ限定品です。
■ワインのみらい 豊富の丘 甲州 太陽の畑育ち 2022【白:辛口】
■ワインのみらい 登美の丘ワイナリー マセレーションロゼ 2022【ロゼ:辛口】
■ワインのみらい 塩尻 マスカット・ベーリーA 2019 ミズナラ樽熟成 バレルセレクション 【赤:ミディアム】
【つくり手コラム】
チーフワインメーカー:篠田健太郎
収穫の終わったぶどう樹の葉も落ち、本格的な冬がやってきました。この時期、収穫が遅く低温で非常にゆっくり醸していく貴腐ワインを除いてワインの醸造は全て終わっており、醸造チームの作業は、醗酵が終わった赤ワインを樽に詰めていき、また2025年に仕込んだ白ワイン、2024年から樽熟成している赤ワインの最終配合決定のためのアッサンブラージュの作業に入っていきます。
ワインを樽で熟成する目的の一つとして、内面をトーストした樽からの成分をワインに溶け込ませ、バニラ、ロースト、スパイスなどの香りを付与することでワインの香りをさらに複雑にすることがあります。この際にとても大切なのは、あくまでぶどう由来の果実の香りが主体であり、樽由来の香りがメインにならないようにすることです。そのために、樽の焼き方の軽重、樽熟成期間、新樽比率といった要素のコントロールが大事であり、ワインごとに最適となるよう設計を行っています。
皆さんもテイスティングの際、香りの要素を分解してみて、果実および樽から来る香りがそれぞれどのように感じられ、そのバランスがどうかという視点で見ていただくのも一つの楽しみになると思っていますが、いかがでしょうか?
チーフワインメーカー:篠田健太郎 おすすめワイン
登美の丘ワイナリーにおける赤ワインのフラッグシップです。このワインの特長は、登美の丘のテロワールを表現したカシスやダークチェリーなどの香り、樽熟成から来るロースト、スモークなどの香りです。
この年の各ぶどう品種は糖度25度を超える高い熟度を確保でき、自然な甘さと凝縮感がありながら緻密でやわらかく、なめらかで上品な味わいとなりました。
また瓶内での熟成により、香りの複雑さと味わいの丸み、深みが増してさらに魅力が増しています。
※日本ワインコンクール2022金賞
塩尻ワイナリーのフラッグシップ赤ワインです。塩尻市の北西部に位置する岩垂原はとても水はけが良く、小粒で色が濃く高糖度のぶどうを産出します。
2019年秋は集中豪雨をもたらした台風にも見舞われましたが、粘り強くぶどうの成熟を待ち、醸したワインは、塩尻らしいブルーベリーや冷涼なイメージを想起させます。針葉樹の香りに樽由来のコーヒー、ロースト、そして高い凝縮感を持ちつつメルロらしいまろやかな味わいを備えています。
※日本ワインコンクール2024金賞
冬のこの季節ならではのマリアージュを体験いただけます!
期間中、ワイナリーオリジナルのアミューズを集めた「贅沢マリアージュプレート」を提供。FROM FARMを代表する最高峰の赤ワインや希少な貴腐ワインと共にお愉しみいただけます。
また、2月中、2/6(金)以降の金・土・日・祝日には、【期間限定】冬のワイナリーツアー ~ワインとショコラのマリアージュ~ を実施。この季節ならではのマリアージュ体験をお愉しみください!
【2026年 1-2月イベントスケジュール】
■1/17(土):登美の丘ワイナリー 営業開始
★1/24(土)~3/1(日) 【冬の贅沢マリアージュフェア】
■2月中、2/6(金)以降 金・土・日・祝日【期間限定】冬のワイナリーツアー ~ワインとショコラのマリアージュ~
■2/28(土):【会員限定】チーフワインメーカーが語るFROM FARM最高峰のワイン
ワイナリーへのご来場お待ちしております