日本でも日照時間トップレベルの山梨県にある、登美の丘ワイナリー。
太陽からの栄養をたっぷり受けたぶどうは、順調に成長しています。
この時期のワイナリーでは
充分な栄養を供給するためにぶどうの新梢の先端部を取り除く「摘心(てきしん)」と、ぶどうの房の風通しを良くするために葉の一部を除去する「除葉(じょよう)」を行います。
「摘心」を行うことで、養分が新梢の先端に集中してしまうのを防ぐことができます。
新梢が伸びすぎてしまうと、ぶどうの房に養分が十分に供給されないことがあるのです。
「除葉」を行ない、風通しを良くすることは、
果実に陽の光をしっかり当てることができ、カビによる病気を予防にもなります。
基本は人の手で作業を行っていますが、
広い畑だとかなりの重労働になり、やっぱり助けも必要…
そんなときに大活躍するのが、摘心機の「トミー」です!
トミーはちょっといかついルックスですが
新梢を切る作業はとても優しく、ソフトなタッチで葉を摘んでくれるんです。
「摘心」と「除葉」を終え、ほどよく陽の光に照らされて、気持ちよさそうなぶどう。
そのうち果実が色付き始め、見た目にもおいしそうになってきます。
秋の収穫に向けて、引き続き、ぶどうをしっかりお世話していきます。
世界を感動させる高品質ワインを目指して。