今回は、高く評価いただいた「SUNTORY FROM FARM 塩尻マスカット・ベーリーA 2019」の魅力を、皆さまにもより深く知っていただくきたく、塩尻ワイナリーの所長をはじめとする、ワインメーカーたちからもらったコメントをお届けします。
■塩尻について
塩尻市が位置する長野県は、山梨県と並ぶ日本における二大ワイン産地。
ぶどう栽培に適した環境に恵まれた信州の地は、火山性の土壌をもち、特に力強いぶどうを生み出す産地として知られています。
「SUNTORY FROM FARM 塩尻マスカット・ベーリーA 2019」は、サントリー塩尻ワイナリーでつくられた、100%塩尻産のワインです。
■日本固有の黒ぶどう品種「マスカット・ベーリーA」
新潟県原産の日本固有品種で、日本の赤ワイン用のぶどうとしては、最大の生産量を誇ります。
2013年には日本の黒ぶどうとしては初めて、世界的に醸造用のぶどうとして登録された日本を代表する赤ワイン用のぶどうです。
フレッシュなタイプから樽熟成したタイプまで、色々なワインがつくられており、いちごを連想させる赤い果実の香りや、イチゴキャンディーや綿菓子などの砂糖を熱した時に出る甘い香りが特長です。
「SUNTORY FROM FARM 塩尻マスカット・ベーリーA 2019」は、塩尻のテロワールを生かして栽培された凝縮感のあるぶどうを使ったワインなので、いちごの様な香りに加え、冷涼な塩尻で栽培したからこその清涼感やハーブ香も感じられます。
塩尻マスカット・ベーリーA 2019
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それでは、塩尻ワイナリーのメンバーからのコメントをご紹介します。
―受賞に対する想い―
《塩尻ワイナリー所長・齋藤卓》
この塩尻というエリアで栽培される「マスカット・ベーリーA」の品質が評価され、尚且つ、部門最高賞の栄誉を頂けたことは素直にうれしいです。完熟した「マスカット・ベーリーA」を収穫できる、塩尻というエリアの強みを活かした「凝縮感の高い、旨味のある、日本の赤ワイン」をこれからも造り続けていきたいです。
《塩尻ワイナリー・佐藤圭一郎》
メルロで有名な塩尻の土地で、サントリーが「マスカット・ベーリーA」にも力を入れて取り組んでいることが評価されたということで大変嬉しく思います。塩尻の気候も過去から変化しておりますが、その中でも「マスカット・ベーリーA」は塩尻の土地に合う品種の一つと捉えており、今後も力を入れて取り組んで参りたいと思っております。
《塩尻ワイナリー・齋藤洋也》
今回部門最高賞となる金賞をいただけたことは、塩尻の地元栽培家の方々と共に畑からぶどうにひたむきに向き合いながら、その土地らしさを表現するワインづくりに丁寧に取り組んできたことをご評価いただいたものと、大変意義深く受け止めています。
ぶどう栽培、ワインづくり、商品化、販売など、携わるすべての仲間たち、関係者の方々と喜びを分かち合いたいと思います。この受賞を励みに今後も品質向上に取り組み、お客様に日本ワインの魅力をお伝えし続けられるよう努めて参ります。
《愉しみ方① 複雑な香りを愉しむ》
「マスカット・ベーリーA」特有のイチゴ様の香りに加えて、カシスやブルーベリーなどの幅広い果実の香りを有しているのが特徴です。加えて燻製感、スパイシーさなど熟成香も出てきており、特に香りをお楽しみいただきたいです。
《愉しみ方② 旨みを味わう》
塩尻の地で完熟した「マスカット・ベーリーA」が持つ旨味を、まずはワイン単体でじっくり味わってください。
《愉しみ方③ アイスクリームとあわせる》
華やかで甘酸っぱく、チャーミングな味わいは、暑い時期にぴったりです。
とくにアイスクリームとのマリアージュが最高なのですが、美味しすぎるので食べ過ぎに注意してください(笑)。
今年は今のところ天候にも恵まれており、健全で熟したマスカット・ベーリーAが収穫できると期待しています。
栽培チームと連携しながら最適なタイミングで収穫し、その魅力を最大限引き出せるようにポテンシャルを十分引き出せるように丁寧に仕込んでいきます。
2019ヴィンテージを超えられる、過去最高の塩尻マスカット・ベーリーAを目指して―。
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