8月31日、登美の丘ワイナリーではワインぶどうの収穫はじめ式及び仕込み式を行いました。毎年恒例の神事です。収穫時期の天候が良好であるよう、健全で品質の高いぶどうが収穫できるよう、また従事する者がけがや病気なく安全にワインづくりをできるようにと、祈願します。昨年同様、新型コロナウイルス禍において、現場へは代表者のみとし、メンバーはライブ中継での参加となりました。
また、庄内所長からも「携わる皆さんに感謝します。協力会社の皆さんや製造栽培他全チーム、他部署間で連携し、ワイン県山梨の名に恥じぬよう登美の丘ワイナリーから素晴らしいワインを作っていきましょう。そしてそれには健康と安全が第一です。凡事徹底、コロナ感染防止、体調管理を徹底し、へこたれず・諦めず・しつこく、参りましょう。」との激励の言葉がありました。
栽培技師長の大山は「今年は1房1房の熟度に拘って何回も畑に入る方法で最適タイミングで収穫を進めたい。今年のてるてる坊主は去年の『アマビエ』に代わり、テーマは【SDG‘S】。10年後50年後にどのようなブドウ畑を残すべきか考え、1つ1つのぶどうを収穫したい。」と決意表明しました。
その後ぶどう樹への献酒をし、「リースリング・フォルテ」の畑に移動し収穫を行いました。今年は梅雨が短く、ぶどうが熟してくる時期に晴れの日が多かったので光合成が活発に行われ凝縮されたぶどうに仕上がってきています。
また、製造現場では仕込み式も執り行いました。製造技師長の宮井からは「目標品質に向けた仕込み方法の設定や新規の設備導入により、大きくなったコアを最大限に引き出し、出来たワインの品質保持したまま貯酒、瓶詰まで持っていくようチーム一丸で頑張りましょう。そして一日一日、安全な作業を実施いただくようお願いします。」と意気込みを語りました。
登美の丘ワイナリーは「世界を感動させるワイン」を目指して日々ワインづくりに向き合っています。2021年もサントリー日本ワインをどうぞご期待ください!
【おすすめワイン】登美の丘<赤>2018
エレガントな果実香と、やわらかい味わい
カシスなどを思わせる果実香と程よい樽香がバランスよく感じられる赤ワイン。
口当たりはやわらかくやさしいタンニンと酸味が心地よく残ります。
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