みなさん、こんにちは。
サントリーワイン・ブランドアンバサダーのソムリエ 岩田です。
先日リニューアルオープンした「サントリー登美の丘ワイナリー」に訪問して参りました。
そこで今、とても面白いロゼワインを手がけるワインメーカーの吉野さんと一緒にお話しをする機会がありました。
今回はその吉野さんが手がける登美の丘ワイナリーの「ワインのみらい ロゼワイン」のご紹介です!
「ワインのみらい」に新たに加わった3種類のラインナップ。
1種類だけでなく、3種類も!?と最初に聞いた時には驚きましたが、そのお話を聞いていくうちに吉野さんの底知れないロゼワインに対するパッションを感じました。
ワインの勉強をするためにフランスに滞在していた時に、当たり前のように食卓で皆が団欒しながら、食事を摂り、ロゼワインを楽しむ姿を見て、その光景がずっと思い出に残っているのだとか。
ワインを選ぶ選択肢の中にロゼワインがある生活を。
目標を持ってつくりにいくロゼで様々なシーンに合わせられる多様性と美味しさを伝えたいという想いでつくりました。
とのこと。
さまざまなシチュエーションを想定して、異なるアプローチでつくられる3種類のロゼワインはそれぞれが各々のスタイルを持っていて、吉野さんはそんな3つのロゼワインをご自身の「三姉妹」のように愛情を持って語っておられる姿がとても印象的でした。
そんな愛おしい三姉妹のロゼワインを以下に紹介します!
登美の丘ワイナリー コールドファーメンテーションロゼ 2022|ワインのみらい
「コールドファーメンテーション」、つまりは低温で醸すことによって、魅力的なロゼのピュアなフルーツとお花のようなアロマを最大限に引き出したワインです。
とても軽やかでジューシーな味わいであり、数多くの消費者を魅了するようなワインです。
テラス席でしっかりと冷やしたこのワインを飲みながら、BLTサンドイッチやサーモンを使ったベーグルなどと合わせて愉しみたい一本です!
登美の丘ワイナリー レイトサマーハーベストロゼ 2022|ワインのみらい
ロゼワインをつくるために最適なタイミングで収穫されたプティ・ヴェルドを直接圧搾して獲得した原酒に、果皮を漬け込んだ原酒をアッサンブラージュすることで生まれた、白ワインの様なフレッシュで軽やかな味わいと、赤ワインの様な充実感をバランスよく感じることができる、まさにロゼワインの汎用性の高さを示しているような一本。
ピンチョスやタパスなどと合わせたり、夏野菜のカポナータ、様々な食材を愉しむBBQにも持っていきたいような、そんな一本です!
登美の丘ワイナリー マセレーションロゼ 2022|ワインのみらい
外観の濃さからも見てとれるように、淡い赤ワインに近いような凝縮感あるロゼワイン。
製法も赤ワインと同じようにぶどうの果皮とジュースをしっかりと漬け込んでつくられる本格的なワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドに使われているため、熟した果実のアロマと味わいの厚みが特長的です。
シチュエーションも幅広く、ゆっくりと休日の午後、音楽などを聴きながらしっぽりと飲むのも良いですし、牡丹鍋のようなコクのある味わいの鍋と共に、秋冬の季節に愉しむのもおすすめです!
吉野さんの想いが詰まったこれらのロゼワインはまさにこのカテゴリーが持つ「多様性」を見事に反映しており、飲んでいて楽しいものばかりです。
暑い夏にアウトドアで。秋の味覚に合わせてペアリングで。暖炉のそばでゆったりとした時間とともに。
白ワインでも赤ワインでも出せない魅力がロゼワインには沢山詰まっています。ぜひこれから皆様も改めてロゼワインを手に取っていただき、色々なシーンでお愉しみください!
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<岩田 渉(いわた わたる)プロフィール>
1989年愛知県生まれ。
同志社大学在学中、留学先のニュージーランドでワインに魅了され、2014年にソムリエ資格を取得。
2017年|「第8回全日本最優秀ソムリエコンクール」優勝
2018年|「第4回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」優勝。
2023年|「第17回 A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」5位。
2019年よりサントリーワイン・ブランドアンバサダー就任。
京阪グループのフラッグシップホテルTHE THOUSAND KYOTOのシェフソムリエを務める。いま日本で最も注目されるソムリエの一人。
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Wataru Report(岩田渉)|サントリー ワインスクエア (suntory.co.jp)